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Think about Energy
エネルギー構成の変革目標
日本のエネルギー構成のあるべき姿は?
エネルギー構成を考える上では安全性(Safety)、安定供給(Energy Security)、経済効率性(Economic Efficiency)、環境への適合(Environment)といった多角的な視点(いわゆるS+3E)から方針を検討する必要があります。
合わせて、2020年には、日本政府から「2050年までに温暖化ガス排出を実質ゼロにする」という方針が発表されました。
こうした観点を踏まえ、政府は2021年10月に「第6次エネルギー基本計画」を、さらに2025年2月に「第7次エネルギー基本計画」を公表しました。「第7次エネルギー基本計画」では、2040年のエネルギーの姿を示した電源構成(エネルギーミックス)の目標を示し、S+3Eを大前提に、再生可能エネルギーの主力電源化を徹底し、地域との共生と国民負担の抑制を図りながら最大限の導入を促すとしています。
これによると、再生可能エネルギーの構成比は40~50%まで拡大し最大の電源になる一方で、化石燃料の構成比を30~40%にまで削減する計画となっています。
再生可能エネルギーを拡大するといっても、大規模水力発電は、これ以上のダム建設などが現実的ではないため、急速な拡大が難しいとされています。そのため、大規模水力発電以外の構成比率を大きく伸ばしていく計画となっています。